リクくん(トイプードル♂T様 横浜市)
1.トレーニングを始めるにあたって。
リクを迎えたのは生後2か月の時でした。我が家にはすでに先住犬Q(12歳トイプードル)がいて、以前Qも多頭飼いだったこともあり、リクを迎えるのに不安はありませんでした。
が、リクは要求吠えや甘噛み、気にいらないと癇癪を起こし、リードを引っ張るなどといった問題行動がありました。特にQに対して攻撃的な態度を取ることが悩みの種で、そのため2頭での散歩が難しくなり、Qが体調を崩すこともありました。
日常生活や多頭飼いを続けるためには、リクの問題行動を解決するトレーニングの重要性を感じました。
以前、Qもドッグトレーナーにトレーニングしていただいた経験があったため、今回もお世話になった先生に相談したところ、遠方に引っ越しされたと伺い、一番弟子である山内先生をご紹介いただきました。山内先生は独立されて間もないとのことでしたが、同先生の教育を受けていらっしゃるという安心感から、リクのトレーニングをお願いすることにしました。
2. トレーニング内容
トレーニングは、パピートレーニングからスタートしました。落ち着きのないリクには我慢させることが大事で、「降参のポーズ」を教えてもらい実践するも最初はなかなか上手くいきませんでした。そのような場合でも山内先生より適切な対応や他の方法を教えていただいたことで、お手入れもスムーズになりました。
パピートレーニングを終え、その後週3回の出張トレーニングに移行しました。
出張トレーニングでは、お座りや伏せ、待て、脚側停座、呼び戻し、歩行、休止といった基本的な動作に加え、他の犬たちとの交流や川遊びなど、普段できない経験もさせていただきました。
リクにとって初めての川に怯えるかと思いきや、スイスイ泳いでいる姿を見て頼もしくも思えました。
合同トレーニングでは、私たちも一緒に参加し、ほめる、リードの引き方、声のかけ方などのタイミングを学び、2頭での散歩の際には、イヤホンを通じて山内先生に遠隔で指導していただくことで、より実践に即したトレーニングができました。
3.トレーニングを終えて
6か月間のトレーニングを通じて、リクはやんちゃな性格を保ちつつ、信頼関係も徐々に
深まっていきました。要求吠えや甘噛み、癇癪も無くなり、リードを引っ張る癖も大幅に軽減したことで、2頭での散歩もできるようになりました。あんなにたくさんのことで悩んで落ち込んでいたのが夢のようです。山内先生のマンツーマンでの丁寧なご指導は、リクの個性や私たち家族の生活スタイルに合わせながら、問題行動を解決して頂けるものでした。
また、リクが楽しくトレーニングしている様子がインスタグラムやブログでも見れたことも、トレーニング後の楽しみの一つでもありましたし、家の前まで送迎していただけるサービスも大変助かりました。リクはまだ9ヶ月ですが、今後も教えて頂いたトレーニングを継続し、日々実践していきたいと思っています。山内先生、本当にお世話になりました!