横浜市の犬のしつけ教室 くえすと

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しつけQ&A

避妊、去勢はするべきですか?

不妊手術(去勢・避妊)は必須ではありません。

犬を飼ったら必ず行わなければいけないものでは無いので、手術の決断を軽く考えてはいけません。

メリット、デメリットをきちんと理解した

上で判断しましょう。

いくつか例を上げます。

 

【去勢手術メリット】

・病気の予防

(精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニアなど)

・発情に伴うストレスの軽減

・望まない繁殖・性感染症を防ぐ 

・マーキング・マウンティングの軽減

・性ホルモンの影響による攻撃性の改善

 

【避妊手術メリット】

・望まない妊娠、性感染症を防げる

・病気の予防

(卵巣嚢腫、子宮蓄膿症など)

・生理がこなくなる

 

【去勢、避妊手術デメリット】

・繁殖が出来なくなる

・ホルモンバランスの変化により

太りやすくなる 

・麻酔のリスクが0ではない  

・費用がかかる

 

手術を検討される際は獣医さんに

詳しいお話を伺い、起こり得る影響を

慎重にチェックし

愛犬にとって最適な選択をしていただければと思います。

 

 

 

 

留守番は何時間くらいさせても良いですか?

犬によるので一概にはいえません。

月齢や犬種、性格などによって変わります。

一般的には8時間〜12時間が限度だといわれています。

トイレトレーニングの大切な時期である

生後半年未満の仔犬や、介護の必要な

シニア犬などは長時間のお留守番は避けた方が良いでしょう。

万が一に備えて、お世話をお願いする人や

信頼出来るペットホテルなどを予め決めておくと良いでしょう。

 

お留守番で大切なポイントを3つ

ご紹介します。

1.環境を整える

・部屋の温度、湿度を適温にします。

季節にもよりますが、温度、湿度を一定に保ち、尚且つ安全面を考慮するとエアコンの使用が適しています。

・安全性の高いケージを用意します。

ジャンプをしたり柵をよじ登ったりして脱走する可能性があるので、屋根付きのケージを推奨します。

又、コンセントなどの危険物が犬の届くところにないか、しっかり確認しましょう。

誤飲誤食を防ぐ事はもちろん、

火事の原因になり得ることは徹底して防止しましょう。

犬は思いがけない行動を取るものです。

まぁ大丈夫だろうと思わず、危険を予測して慎重に準備を進めましょう。

2.短い時間からトレーニングを行う

いきなり長時間のお留守番を行わず、

まずは数10分の短い時間から始め、

1時間、2時間と段階的に時間を延ばしましょう。

又、日頃から愛犬と過度に触れ合ってしまうと、依存傾向が高まり、留守番が難しくなります。

日ごろから適度な距離感を保ち、良い信頼関係を築くことで自然にお留守番の習慣が身に付いていきます。

 

3.朝夕2回のお散歩を忘れずに

お仕事などの都合上お留守番が長くなってしまう子も多いと思います。

お散歩はただ単に運動するだけではなく、

外に出て、五感で色々な情報を得てストレス発散が出来る犬にとって大切な時間です。

お仕事や学校など忙しい中でも

必ずお散歩に出て、愛犬をリフレッシュさせてあげる事を心がけましょう。

トレーニングに犬の年齢制限はありますか?

ありません。

当教室では健康面に問題のある場合を除き、

すべての月齢のワンちゃんを受け入れます。

仔犬の時期のトレーニングはとても重要です。

しかし時期を逸脱してしまったからといって

問題行動の改善を諦める必要はありません。

仔犬には仔犬の成長過程に重要なトレーニングを

成犬にも一頭一頭の状態に合わせてトレーニングを行います。

うちの子は今更遅いかな、、と思っている方も

少しでも愛犬とのより良い生活を送りたいという気持ちがあれば

是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

ハウストレーニングは必要ですか?

必要です。

ワンちゃんをハウスに入れるのは可哀想

と考える方がいます。

しかし本来であればハウスはワンちゃんにとって

自分だけの落ち着いて休める空間なはずです。

それがハウストレーニングのやり方が合っていなかったり

日常でワンちゃんの要求が通り過ぎてしまうと、

ハウスに入るのを嫌がり、吠えるようになってしまいます。

うちでは放し飼いにするから大丈夫!

と考える方もいるかもしれません。

もし、怪我や病気で自分が愛犬の世話を

出来なくなったら?災害が起きて

今まで通りの生活が出来なくなったら?

そんなもしもの事を考えても、

ハウストレーニングは必須といえるでしょう。

日頃からハウストレーニングが出来ているワンちゃんは

いざという時に極端なストレスを抱えずに

済みますし、一緒に旅行にチャレンジしたり、

共有できる楽しみも増えるのではないでしょうか。

 

トイレの失敗は叱っても良いですか?

いいえ。

原則、トイレに失敗しても犬を叱るのはご法度です。

多くの場合トイレの失敗は、トイレトレーニングの理解が甘く、

犬に悪気が無い事がほとんどです。

愛犬はどうして怒られているのか理解できず、

排泄=悪いことだと勘違いして排泄を我慢したり、

怒られるのがイヤで隠れて排泄したりするようになります。

愛犬のトイレの失敗は人間のミスと思い、

問題行動を防ぐためにも、粗相を発見したら注意したい

気持ちをグッとこらえ、静かに掃除をしましょう。

トイレトレーニングは月齢、性格、生活環境などに大きく左右されます。

手をかけていてもなかなか改善しない場合はやり方が

マッチしていない可能性があります。

是非一度ご相談下さい。